kissa*almanakka | Zorba's Three Promises

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Zorba's Three Promises
 原題は The Story of a Seagull and the Cat Who Taught Her to Fly
作者は Luis Sepulveda

日本での題名は「ゾルバの3つの約束」
(ゾルバと3つの約束のほうが、日本語ではしっくり来ますよね(笑

 ドイツのハンブルグという港町に1匹の猫がいました。
彼の名前はゾルバ。
その日も、日課のひなたぼっこをバルコニーでしていました。

 すると・・・1羽のかもめが彼の隣に降り立ちました。
そのかもめは重油にまみれていました。
近くの海で石油タンカーが座礁して、重油が海に流れ出したのです。
かもめは自分がもうすぐ死んでしまうことをゾルバに告げました。
そして3つの約束をしてほしいと頼んだのです。

 1つめは、卵を食べないこと。
 2つめは、卵の世話をすること。
 3つめは、雛が生まれたら、飛び方を教えること。

ゾルバが約束すると、かもめは息を引き取りました。
彼女の身体の下には小さな卵があったのです。

 これは中2の教科書の一番最後に出てくるお話です。
教科書用にお話も割愛されていますし、表現もちょっと変えてあると思いますが
とても素晴らしいお話です。
石油タンカーの座礁など、現代社会が抱える危険や
異なるものへの尊敬や命の尊厳などがさりげなく書かれています。

4つの段落に分けられていますが、第4段落は朗読できません。
号泣しちゃいそうで・・・(笑

動物たちの間では、時として種を越えて愛情を注ぎ
相手を慈しみ、尊厳をもって接する姿が見受けられます。

もしも、人間が哺乳類の中で一番高等だというのであれば・・・・

わたしたち人間こそが、同種も異種もすべての命あるものへ
愛情と敬意を持たねばならない・・・・
そんな気がしてなりません。

※ 「カモメに飛ぶことを教えた猫」というより原題に近い題名で
  書籍も出版されています。
| kukka | for animals | 00:10 | comments(5) | - |
きのうkukkaの、身体っぽい尊敬する?
| BlogPetのkissa | 2008/04/08 2:23 PM |
ああ・・あらすじ読んだだけで泣きそうです・・・
| akebon | 2008/04/09 10:47 AM |
☆akebonさん☆
そうでしょう・・・
ほんと、最後は号泣必至なので生徒の前では読めません。
「各自、読んでおくように。」(^^;
| kukka | 2008/04/09 12:44 PM |
嬉しい、この本、既読です!
短時間で読めてしまうわりに、
詰め込み感がなくて感心したものです。

「信用に値する猫とお見受け致します」という
カモメの願いは、子猫を譲渡する方の
お気持ちそのまま。

「自分とは違っているものを認め、尊重すること」
・・・これにこれに尽きますね。

朗読、わたしも無理です!!



| ムスメ | 2008/04/09 1:55 PM |
☆ムスメさん☆
ご存知なのですね♪
ほんとうに、さらっと必要なことが書かれていて
心に染みるお話ですよね。

カモメのお母さんの気持ちも、痛いほど解りますね。
生徒たちは訝しがるかもしれませんが、これだけは朗読できません(笑

せっかく良い題材なので、学校でも飛ばしたりせずに
心の琴線に触れるような授業展開をしてほしいなぁ・・・
と、思うのです。
| kukka | 2008/04/09 9:41 PM |









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