2007.10.06 Saturday
おはなし
1つめ
むかし、あるところに夫婦と子供と年老いたおじいさんが暮らしていました。 夫婦は貧しかったので、働けない老人はとても邪魔でした。 そこで、食事は粗末なあまりものを与え、食器は木をくりぬいた これまた粗末なものを使わせました。 ある日、夫婦の宝物である男の子が木切れでなにか作っています。 「ぼうや、なにを作っているの?」と、訪ねると 「父さんと母さんが、年をとった時に使う食器だよ」 ・・・・・・・。 2つめ とても強欲な工場主がいました。 いつもお金儲けと自分のことばかり考えていて 人のことなど考えたことはありませんでした。 ある日、工場から馬車に乗って帰宅する途中 食べていたバナナの皮を、外に放り投げました。 こんなところにゴミを捨てても、自分には何の関係もないからです。 工場の敷地や自宅はきれいにそうじされているんですもの。 こんな貧しそうな街をよごしたって、関係ない・・・・ その夜、工場が火事になりました。 火はあっという間に燃え広がり、工場は灰になりました。 彼は、とても怒って守衛を呼ぶように騒ぎました。 すると・・・ 「守衛は昨日の夜から病院です。 彼の一粒種の男の子が大怪我をしたので付き添っています。」 一体どんな怪我だ? 「はい、なんでも馬車から投げ捨てられたバナナの皮に乗ってしまい 転倒して頭を強く打ったそうです。」 自分には関係ないと思ったり、自分のことばかり考えていると 思わぬ形で、ちゃんとしっぺ返しを受けます。 もちろん、わたしも。あなたも。 ミミママさんの記事で14歳のハスキー犬のことを知りました。 14年間、一緒に生きてきたのに・・・最後はガス室ですか? わたしは、保健所で殺す場合も有料にすべきだと思います。 そして、その際はIDで身分を証明し、その後動物を飼うことは 不可能にすべきです。 『そんなことしたら、隠れて捨てる人が増えるだけ』ですか? でも、そうしなければ、保健所に持ち込む人間も後を絶ちません。 「賛成にゃよ!!!」 桜ちゃん、何に乗っているのかしら? |