kissa*almanakka | 200808

kissa*almanakka

徒然なるまま・・・・
 kalaの父が亡くなる前後に不思議なことが続きました。
それは、いまも続いているのだけれど。

 義父は晩婚だったので、kalaの年齢からみると少し年配であったのだけれど
書を愛し、絵や造形が好きなクリエイティブな人でした。

 その義父が体調を崩し、ちょっと入院すると聞いた時も
わたしたちは、さして心配などしていませんでした。
だって、ほんとうに元気だったのです。
軽い胃潰瘍だから手術ですぐに治るといわれて
わたしたちは暢気に構えていたのです。

 当時、わたしたちは義父に経済的支援を大いに受けていました。
その時点で義父に万一のことがあれば、生活はたちどころに暗礁に乗り上げたはずです。

 さて、クリスマスイブの前日のこと。
夕方、わが家の電話が鳴りました。
義父の入院先の主治医の方からで
『容態が急変した。
 すぐに再手術が必要なので、身内の許可が必要だ。
 しかし、奥さん(義母)はお留守のようだし、ご長男夫婦にも連絡がつかない。
 ご次男(kala)の許可を頂きたい。』

生憎、留守だと伝えると
『では、ご次男のお嫁さんであるあなたが判断を。』と言われました。

実家の母に相談したいのだけれど・・・・と、告げると(若かったんですね汗
そんな時間はない、危機的状況だと言われ
お任せすると言うと、はっきりした言葉で手術の許可をいただきたいと言われてしまいました。

やむなく一存で手術の依頼をしたのですが・・・・

翌日、わが家の長女わんこ「さあや」が天使になりました。

あれほど騒いでいた手術なのに、あっけなく成功。

その後いろいろなことが一段落して、わたしたちの生活が軌道に乗った頃
義父は亡くなりました。

わたしたちは、さあやが義父の身代わりになったのだと話し合ったものです。
身代わりになんてならなくてよかったから、もっとそばにいてほしかったのに・・・・
長女さあやは、妹のみいちゃんや弟のkykyのことを考えて
自分から天使になったのかもしれません。

今でこそ、虹の橋を知ったわたしですが
当時は、だれかに聞いた
『自己犠牲をする子は徳の高い子。
 来世は人間になるはず。』と、いう言葉になぐさめられたり
でも、それじゃあ自分は徳が高いなんて言えるのか疑問だな・・・・などと
堂々巡りに考えたものでした。

今後わたしに出産予定はないので、わたしの娘になることはないと思うけれど
あの子なら、きっと素敵なやさしい女の子になるでしょう。

ところで、義父が亡くなった朝に不思議なことがありました。

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| kukka | - | 18:20 | comments(14) | - |
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