2007.10.03 Wednesday
法を破るお上たち
わたしの大好きなブログ、ヒロキオさんの猫に寄せてパート2
今日、そこで驚愕の事件を知りました。 法律を犯さないように監督すべき立場の人間が、法を犯している! 『奇跡の母子犬』で、わたしは宮崎の管理所職員の方々を心から 尊敬しました。 その職員の方の上司となる人間が、恐ろしいことをしたのです。 児童館に子猫が捨てられた(動物の遺棄は犯罪です) 連絡を受けた保健所では、管理職の判断で子猫たちを捕獲した(動物愛語法違反です) 捕獲した子猫たちを山中に遺棄した(動物遺棄=犯罪ですってば!) 恐ろしい事件の詳細はコチラに。 こちらは、宮崎日日新聞の記事です 動物を捨てる人間に厳罰を!と、言うと必ず 「そんなことすれば、隠れて捨てるから逆効果」だと言う人が居ます。 でも、捨てることに良心の呵責をかけらも感じない人間がたくさんいる限り 動物の遺棄は続くでしょう。 保健所での殺処分は有料にすべきだと思います。 これにも 「そんなことをすると、捨てる人が増えるだけ」と言う人がいます。 安易に殺せるから、自分の犬や猫を妊娠させて 手に負えなくなると持ち込むのですから 殺処分も有料と認識して、生殖制限だけがお金がかかって損だという 愚かな考えを変えさせなくては。 動物を育てることは、子育てと同じです。 お腹も減らすし、病気にもなる、排泄もする。 健康保険がありませんから、病気になれば高額な医療費がかかります。 「うちはお金がないから」 では、動物は飼わないで下さい。 可愛いから子猫や子犬を飼う。 少し大きくなるとそんなに可愛くなくなるから・・・外に出す 妊娠したり、サカリが来たり、スプレーしたり。 ケース1 もう要らないから、保健所に持っていこう。 また次の子犬(子猫)を飼おう♪ ケース2 仕方ないね、生まれた子は保健所に持っていこう。 タダで引き取ってくれるしね♪ ケース1は、エンドレスで成猫・成犬が殺され ケース2では、エンドレスで子猫・子犬が殺されます。 生殖制限をした一代限りの地域猫を黙認して、といえば 「地域猫は虐待の温床になる」と異論を唱え 野良猫のいない街に、飼い猫は完全室内飼育で、といえば 「猫の居ない街なんてさみしい」と反論する人がいます。 そういう環境を作ったのは、わたしたち人間です。 人間以外の動物が生きていく事の出来ないような環境をつくり そのツケは、いま人間にかえりつつあります。 まずは、南の島に暮らすスローライフを実践する何の罪もない人たちに。 nyagasunsunさんがコメントに書いてくれたアインシュタインの言葉 『世界は恐ろしい、恐ろしい人がいるからではない、それを見過ごす人がいるからだ』 わたしは、生態販売には大反対です。 少なくとも、劣悪な環境下で飢えとストレスに耐えながら 陳列されている動物たちは、少なくとも虐待を受けていると思うからです。 売れ残ったら、どうなるでしょう? 殺されてしまうのです。 実家のわんにゃんは、ペットショップの出身です。 病気持ちで、ガツガツとご飯を食べていたそうです。 ペットショップ=安全なんて、とんでもない誤解です。 ご存じない方は→ 夢のような命販売所♪ をご覧下さい 動物の遺棄を止めるには、まずはむやみに売らせないこと そして、繁殖させないことだとわたしは思います。 命をその手に抱くからには、最後の時まで責任が伴うのです。 「怒らにゃい、まったりいこうにゃ・・・」 あ・・・・kykyの布団、洗ったところなのに (kykyがバスタブで踏み踏み洗ってやっと乾いたら 寝てみるななさん |