2006.08.29 Tuesday
康太くんが教えてくれたこと
ネットのねこ友さんのおかるさんの康太くんが
先日、虹の橋に旅立ちました。 おかるさんとは、お局様のチャットでお話させて頂いたのが ご縁でした。 その時は、家の近所で母猫に置き去りにされたらしい 子猫の鳴き声が響き渡り 「どうしよう?」状態のわたしに、おかるさんが色々と アドバイスくださったのでした。 その後、たまたま当時「かおるさん」だったお名前を 改名するとおっしゃって 「ではおかるさんなんてど〜お?」とわたしが言うと その場で「おかるさん」になってくださるような気風のいい方なのでした。 さて、先日ブログに書いていた猫枕。 最初の8個は勢いで完成し、ななと同じ病気のねこさんや 行方不明のねこさんに使っていただけて 家庭科で褒められなかったわたしは調子付きました。 そこで褒めてくださった、おかるさん家の康太くんにも ちくたくちくたく縫い始めました。 わたしの欠点は「時間は無限にある」と錯覚してしまうこと。 いつもそれで失敗します。 だいじょうぶ、だいじょうぶ・・・が口癖のわたしの 悪癖の一つです。 康太くんは、だいじょうぶ、だいじょうぶ。 週明けに送りましょう。 でも間に合いませんでした。 全然、大丈夫じゃなかった。 わたしは、なにをしてるんでしょう・・・ もっとちゃっちゃと縫えばよかったんだ。 もう情けなくて仕方ありません。 おかるさんのブログの康太くんはとても安らかに お花の中にうずもれるように眠っていました。 康太くん、時間は刻々と過ぎていくものなんだね。 だから、ちゃんとその時、その時を大切に過ごさなきゃ いけないんだね。 わたしはおかるさんに、人間その気になれば 莫大なエネルギーを出せること学びましたが 康太くんには、時々刻々の重さを教えていただきました。 康太くん、あなたが教えてくれたことを 少しずつ、わたしなりに学び、また誰かに伝えていきますね。 老猫介護のTOPに君臨している康太くんの写真。 凛々しいです。 ありがとう。そしておつかれさま。 |