kissa*almanakka | わたしの愛娘
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桜の贈り物 >>
2008.01.13 Sunday
わたしの愛娘
人間として、母親としての独り言です。
興味のない方はスルーしてください。
桜が幸せになれるなら、わたしは・・・わたしの気持ちは
どうでもいいのです。
桜が幸せなら、自由にのびのびと暮らしているなら・・・・
そのことに感謝します。うちより、素敵な暮らし。それだけで・・・・
あなたがありのままでいられる・・・・我慢のない暮らし。
それが、母の望でした。
| kissa*kukka | | 00:28 | - | - |
崩壊寸前の横浜アニマルファミリーから
一時預かりとして、きじねこを預かる機会に恵まれたわたしたち。
動物のために何かしたいという思いからの決断でした。
関西に里子に出す子と一緒に新幹線に乗ってやってきてくれました。
わが家に来るまでには、間にはいって下さった方と連れて来て下さった方の
行き違いなどあり、保護主さんに直接お電話したりと忙しい日々でした。
桜と、新しく名づけ里親さんを関西と横浜で募集しました。
でも、横浜の方はやめて欲しいとクレームがつきました。
独断で横浜での募集をしてくださった方から頂いたお話を
どうしても何か引っかかりがあってお断りしたので
ご紹介者の面子丸潰れですもの・・・・・
だから結局、当面は関西だけで・・・・
その募集の仕方も不慣れで、今思えば決してスマートではありませんでした。
桜がやってきて・・・・
最初は、大変でした。
人馴れしていませんでしたから。
一年掛けて、愛情を注ぎ「みすぼらしかったしまちゃん」は
「可憐で利発な桜ちゃん」になりました。
もちろん、周囲の方の応援あればこそ。
わたしは、桜を邪魔にしたことも疎ましく思ったことも
ただの一度もありません。
預かりや保護のご経験のある方なら、解ってくださいますよね。
年末に頂いた保護主のお母さまのご友人が里親さんになる話は
素晴らしいものでした。
桜をお姫さまみたいにしてあげたかったわたし。
年配のご夫婦で、奥さまは専業主婦。
猫を飼った経験はあるけれど、現在はなし。
願ったり、叶ったり。
お見合いには、わたしも立ち会えるとの事。
ほっとしました。
4日に保護主が迎えに来て、桜は幸せに向かって出発しました。
ほんとうは、新大阪まで一緒に行って見えなくなるまで
そこにいるつもりでした。
でも、1分1秒早く帰らねばならないとおしゃる保護主さん。
バタバタと桜をケージに入れて、タクシー乗り場でお別れしました。
うちよりも良い暮らし。
たくさん構ってもらって、順番を待たなくて良くて・・・・
我慢のない暮らし・・・・桜にはそんな暮らしをさせてあげたかった。
桜を中心に穏やかに時間が過ぎる生活。
「この機会を逃せば、次はないと思う」という保護主さんの言葉に
わたしも同感でした。
もうすぐ2歳になろうという桜は、このままでは
子猫の募集に埋もれてしまいます。
お見合いにも立ち合わせていただけるなら、この目で桜の幸せを
しっかりと見届けさせてもらえる・・・・
幸せになれる、いまよりもっともっと・・・・
それでも気掛りで、保護主さんの携帯に2〜3度メールをしましたが
「疲れて、眠っている」というメールを最後に連絡がつかなくなりました。
その後、PCにメールが来ました。
お見合いは流れたこと。
自分は預かれないこと。
ある方に泣きついて、その方のお知り合いのボランティアさんに預けたこと。
そして、今後はその方に決してクレームを言わないように、
桜が可愛いければ理解できるはずだと締めくくられていました。
クレーム?言うわけありません。
ご尽力くださって、預かりさんをさがしてくれたんでしょう・・・
そして、その方のブログで「30匹の猫と共にいること」
「ケージに入れられていること」が解りました。
桜を、返してくださいませんか。
ケージにいれるくらいなら、わたしが迎えに行きます!
桜のお見合いが流れて、急遽預かりさんを探してくださったこと
とても感謝しています。
30匹という多頭にもかかわらず、お引き受けくださったボランティアさんにも
ほんとうに感謝しています。
みなさんには、感謝しています。
でも、でも、でも。またケージの中に戻るなら
どうか返していただけませんか。
何度電話しても、お二方とも出てくださいませんでした。
メールへのお返事もなし。
今週末、つまりこの土曜日には桜を迎えに東京に行きたい・・・
だから、なんとか連絡を取りたくて・・・・
電話をしたり、メールをしたり、留守電にメッセージも入れました。
でも、こちらからの問いかけにはなんのお返事もなくて・・・・
一年間手塩に掛けた、わたしの愛娘。
それがケージの中で緊張した顔でいる。
声を発さない。あのおしゃべり娘が・・・・・
気が狂いそうでした。
わたしが、浅はかでした。
なんで、お見合いをこちらでして貰わなかったのでしょう。
念書があるわけでもなく、ただただ幸せを信じて
手離してしまったのは、わたしの落ち度です。
知らない人と3時間、ケージに揺られてどんなに不安だったことか。
目の前の幸せに強欲にしがみついた母のお陰で、娘はどんなに心細かったか。
ごめんなさい。取り返しのつかないことをしたのでしょうか・・・・
美猫で賢い・・・
そうです、手を掛けましたから。
溢れんばかりの愛情を注ぎましたから。
こんなことするなら、最初からわたしが手を出すべきではなかったのかも。
わたしは何をしていたのでしょう?
半狂乱のわたしを支えてくださったみなさま、家族にも
感謝の気持ちでいっぱいです。
この週末、迎えに行くつもりで仕事を調整しました。
お返事がいただけなくても、それでも行こうとしたわたしを
まずは居場所くらい特定しないと現実的ではないと
諭してくれた知人・・・
それならと、なんとか居場所を突き止めようと必死でした。
明日・明後日も休みですから、行けばなんとかなると。
そして、先程・・・・
ご親切な方から
「あなたのお宅の桜ちゃんに里親さんが決まったそうですよ」と
ご連絡いただきました。
桜が幸せならそれでいいんです。
わたしが悪者になろうが、陰口を叩かれようが
そんなことはいいんです。
ケージの中の桜は幸せには見えませんでした。
だからお迎えに行きたかったのに。
人間は勝手です。
自分が預かったり保護した子には必死になるのに
誰だって・・・同じように、必死で幸せを模索しているとは
想像してもらえないのでしょうか。
桜、幸せになって。
ママは、もうあなたのことを知る術がありません。
でも、どこにいてもどなたといても幸せであればそれでいいの。
ある方が
「あなたが桜ちゃんを強くて良い子に育てたから、ケージでも大丈夫。
きっと幸せを掴みます」とおっしゃってくださいました。
お見合いには立ち会えると信じてたのに・・・
確かに、「一切手を引いて」といわれたのは、桜が出発した後。
後の祭り・・・なの?
里親さんが決定したなら、もうお見合いもお試しも済んでいるのね。
この1週間はケージではなく、お試し先のお宅にいてくれたの?
それなら尻尾のマッサージも、アクネケアもしてもらえたよね?
大移動をさせてしまってごめんね。
幸せをよくばってしまって、あなたは辛い思いしていませんか?
里親さんは、優しい方なのでしょうね。
きっと、あなたのどんな行動も笑顔で受け入れてくれるはず。
必ず、幸せになってね。もっともっと。
あなたは、この一年で立派なで美しい良い子になりました。
明るくておしゃべりで、素直でやんちゃで。
いつでも、ママたち家族は・・・
あなたの幸せを願い応援しています。
そして、もしもなにかあれば・・・・ママは必ずあなたを探し出して
お迎えに行きます。
だって・・・・この1年間、誰よりもあなたを愛したのは
わたしたち家族に他ならないのですから。
たった1年間だけれど・・・預かりをした家族は
誰より最初に、その子の幸せを知ることが出来ると信じていました。
どんな方が、里親さんになるのかを。
現実は甘くなかったけれど・・・・
それでも、確実に幸せの階段を桜が登り始めたなら
そのご縁にも、そのご縁の功労者にも心から感謝しなくてはいけません。
この数日間、わたしを支えてくださったみなさま
電話で、メールで、コメントで、そして実生活で
みなさまからの励ましがなければ、倒れていたと思います。
ありがとうございました。
みなさまのお陰で、桜は幸せになるようです。
心から感謝します。
そして、桜。
347日間、共に暮らしてくれてありがとう。
心からの感謝と祈りを込めて。
わたしたちより、もっともっとあなたを愛情を注いで下さる里親さんが
みつかったのだと信じて・・・・
まだ、錯乱状態です。
誤字脱字など間違いだらけの文章かもしれません。
キーボードを打つ手が震えています。
コメント頂いても、お返事できそうにありませんので
コメント欄は閉じさせてくださいね。
こんな深夜に、電話につきあってくれた友人に
心から感謝します。
ほんとは・・・何が何だかわからずに混乱していて
こちらからの問いかけには一切返答がない状況で
本当に桜が幸せになれるのか不安でいっぱいのわたし・・・・
手放しで、この門出を喜べない母を許してください。
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kukka
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