一昨日の夜、ななが突然鼻血を出しました。
一瞬にして、わたしはパニックに陥りました。
一昨年の暮れから去年の春にかけて
ななは何度も生死の境を彷徨いICUにも
幾度となく入院しました。
前にも二度ほどそんなことがありましたが
以前のそれとは明らかに一線を画してしました。
丁度その頃、なんとか保護してあげたい野良さんもいて
引越しや身内のごたごたも重なり
精神的に追い詰められた状態のところに
たまたまその野良さんのことをネットで里親募集しようと
したものの初めてで戸惑っているのを
批判する心無い人が現れ、想像を絶するバッシングや
嫌がらせが始まりました。
そんな中でのななの異常事態。
何度も死にそうになって私はパニックに陥るように
なりました。
それ以来、ちょっとしたななの体調の変化には
異様に敏感になりフラッシュバックするのです。
震災後、トラックの振動や船の縦揺れで
わたしとkykyはフラッシュバックを起こしていましたが
本当に、一瞬にして「当時」にタイムスリップし
思考回路はショートし、右往左往するのです。
一昨日もまさにそうなりかけました。
日曜日の夜。病院はどこもお休み。
自宅と同じ建物の病院なら診てくださる?
ななを抱えて走らなきゃ!
でも、その時「お手てつなご」のことが
頭に浮かびました。
老猫さんや病気のある猫さんを介護なさる皆さんの
心のよりどころと言っても過言ではない
その掲示板はmoomamaさんの運営なさる「老猫介護」という
サイトの掲示板の一つです。
書き込みをしたところすぐに続々とメッセージを頂きました。
わたしの動揺を鎮めてくださるもの、
パニックになりかけのわたしが漠然と懸念した状態を
見事に文章にしてくださったもの。
ななの無事を祈ってくださるもの。
本当にありがたいコメントが並びました。
お陰で一晩きちんと様子を見て
翌日、病院に行くことができました。
結果は
派手なくしゃみで毛細血管がきれたであろうこと。
それが気になって本猫も鼻腔を触ったので
爪が引っかかりなかなか鼻血が止まらなかったようです。
なながわたしに不安そうにくっついてくる・・・
と思ったのは
不安そうなわたしになながよりそってくれていた・・・
ようです(笑)
だって、鼻血を滲ませながらテーブルの上で
わたしの顔面に顔を近づけているから
「きっと不安で重病なんだわ!」と思ってしまって。
おかげさまでななは元気です。
みなさま、本当にありがとうございました。
m(__)m
尚、moomamaさんのサイト☆老猫介護・・・むーちゃんの場合☆
は http://oldcat.moo.jp/moo-top.html です。
二十歳のお誕生日を迎えてわかにゃんさん制作のクラウンを
戴く岩崎ちひろの絵のようなmooちゃんのお姿も
拝めます。