kissa*almanakka | 悲しくて、切なくて・・・・

kissa*almanakka

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悲しくて、切なくて・・・・
 実は、書くに書けずにいたことがあります。
「おばあさんと7匹の猫たち」のことです。

 里親募集の代理投稿をなさった方に、紅葉と同じように
専用ページを作りましょうか?と、サンプルを作ってメールをしました。
すると、お返事が来て募集は一旦停止にとおっしゃいました。

 
おばあさんが、猫たちを寒空にリリースしたというのです。
この季節、お家の猫だった子がお外へ出されたら死んでしまいます。
子猫の時から、お家にいた子は食事にさえ困ります。
なんとしても探さねば・・・・
こんなことになるなら、安楽死の方がましだったのかしら・・・?
パニックになりながら、とにかく探すお手伝いをと考え
おばあさんのご住所を尋ねましたが、代理投稿の方には守秘義務があったのです。

結局、その方が話し合いをなさろうとするも
おばあさんのお話は二転三転して、なにが本当かわからないそうです。
その方は、猫たち7匹全員を見たこともないし
きじ猫ばかりで見分けも付かないと・・・・

おばあさんは、生活保護を受けていらっしゃるそうです。
里子に行くにしても、1匹につき数千円はかかる・・・・
そのお金は、どんなにか惜しいことでしょう・・・・と。
代理の方も、経済的なお世話までは無理だそうです。
これ以上ニャンゲル係数を稼ぎ出すことが難しいのは、わたしも一緒。
そのお気持ちはよく解ります。

ご高齢のおばあさんが、その方にどこまで本音をおっしゃるかも
解らないと懸念していらっしゃいました。

ここにこの記事を書けば、おばあさんのプライバシーにも触れなくては
なりませんし、代理投稿の方のお立場も理解できるので
随分と悩んだのですが・・・・

やはり、広くみなさまにSOSをお願いした以上は
きちんと経過をお知らせしなくてはいけないと思い
最小限の情報ですが、ご報告させていただきます。

おばあさんと、直にお話できない歯がゆさを感じつつも
だからといって、経済的援助をしてあげられる甲斐性もないのだし・・・
ご本人も代理の方も、それぞれのお立場があることですし・・・・

とても歯切れの悪い文章でごめんなさい。

こういう時こそ、行政はなにか力を発揮できないのでしょうか?
プライバシー保護をしつつ行動がとれるのは、この場合はもう行政だけのような気がします。

無力で非力なわが身の情けなさでいっぱいです。


 神奈川県で、スコちゃんを保護してくださった方々は
その地域にいた野良猫の避妊去勢を今日までかかって
徹底的にしてくださり、終了しましたとご連絡いただきました。

それなのに・・・・その間、地域住民には
「リリースはよそでして」とか
「どこか他へ移動させろ」と、言われたそうです。

あなたがたの地域の人間がした非人道的な行動の後始末を
よそからいらした方々が、わざわざなさっていたのに!!
恥を知ってください!
ご自分で飼えないからとそこに放した方、そこに棄てたのです。
えさをあげていた方、餌をあげるということには生殖制限の義務が生じるのです。
ご自分たちのまちの、ご自分のお散歩コースに・ジョギングコースに・
ウォーキングコースに・わんちゃんの散歩コースに・・・・
棄てられて増えていく猫たちがいても、見ようとさえせずに
善意の第三者が手を差し伸べた途端に、そちらを非難するのですか?
非難されるべきは地域住民です。

動物を迎えるということは、その天命に責任を持つということです。
棄てられた動物達は、自力では生きて行けません。

わたしたち人間は、そのうち大きな天罰を受けるのではないかと
心配でなりません。

どうか弱者にしわ寄せがいくことのない、穏やかなクリスマスが
来ますように・・・・・

暗い話題ばかりで、ごめんなさい。
| kukka | お外の子たち | 14:45 | comments(13) | - |
おばあさんと7匹の猫たちのこと、酷い話ですね。
どうにかならなかったんでしょうか。
先日亡くなったサビコのことで保護主がmixiにSOSを出したら、
お金を送ってくれる人、ケージ等を貸してくれると搬送してくれた人、
そして一時預かりを申し出てくれる人等など、本当に多くの人が応援して
くれて、お金も安心できるぐらい集まりました。
おばあさんの猫は健康で特に問題ないので、もっといろいろ
考えられたではずですよね。

横浜のスコ保護主さん、その地域の方も酷いですね。
渋谷区は保護してほしいと依頼があったら、リリースは元いた場所にする
こと、それは猫のテリトリーがそこだからとか、ごはんをあげる責任者を決めることなど、地域の人に(反対者まで)きちんと話をつけるそうで
す。先日もそれで奔走してるメンバーがいました。

個人の活動はどうしても多勢に無勢になりがちです。
やっぱりある程度の組織の形態にして、行政を味方につけることも
地域の反対者を黙らせるためには必要かなと思います。
でも、横浜って地域猫の活動が比較的進んでるところだと聞いてましたが
まだ酷い地域もあるんですね〜は〜猫たちは多難です。

| hanautaneko(ミッシャ) | 2007/12/21 11:26 PM |
☆hanautanekoさん☆
おばあさん、里子に出すたびにお金がかかることを
懸念したのでしょうか・・・・
いずれにしても、どうしてここで・・・と絶句してしまいました。

なぜか、猫のことになると世間は目くじらをたてますよね。
もっと寛大でやさしい目で命を慈しめないのでしょうか・・・

ほんとうに個人の活動には限りがあります。
多勢に無勢・・・ほんとにそうですよね。
結果的には、地域の為になることなのにと思います。
お上の印籠が必要です・・・・
| kukka | 2007/12/22 10:51 AM |
こんばんは!
またまた、なんだか悲しいことが。。。
今年はkukkaさんのとろこで、いろいろ勉強させて抱きました。
ありがとうございました。

紅葉ちゃん、手術おつかれさまでした!
ひどい事をする人がいて、
それを阻止する為に奔走する人がいて、
ひどい思いをさせない努力をする人がいる。
ここ最近に日記を拝見して、それを痛感しました。

年末やっとでびびに会えます。
今はそのことで頭がいっぱいです(^^)

今年一年お世話になりました!
来年もよろしくお願いします。
| sinocco | 2007/12/22 3:56 PM |
 昨日のうちに拝見していたんですが、なんと言ったら良いか・・・一日も早く捕獲できることを望みます。里親募集のリンクはどうしたらよいでしょう、ご縁は貴重ですから一応引き続き貼っておきます。
| choiwaru101 | 2007/12/22 4:21 PM |
一日も早く7匹の猫達が保護できますように...。
野に放つということは遺棄にあたるわけですから、50万円以下の罰金に当たることをヘルパーさんがおばあさんに話し理解してもらい捕獲作業に当たってくれるように...と願わずにはいられません。
| ヒロキオ | 2007/12/22 5:02 PM |
☆sinoccoさん☆
こんばんは。
お元気そうでよかった!
今日、帰宅するとsinoccoさんからのプレゼントが届いていました。
とてもうれしかったです。
きれいな花嫁姿に、じーん・・・としてしまいました。
以前のお写真にも増してお美しくなって・・・感激です。
大人の余裕のお式、素敵でした。
クッキー、おいしくいただきました。
でもね、ねこたちはなんだか食べられなくて(笑
kykyも自分を食べられず、ティッシュをかけてラップをしていました・・・
クリスマスまで待てずに食べてしまったわたしです(笑

早くびびちゃんに会えるといいですね♪
またメールします♪
| kukka | 2007/12/23 1:36 AM |
★choiwaru101さん★
ほんとうに、どうしたらいいのか・・・
リンクは、ご縁があるかもしれませんので
そのままにしていただけますか?
勝手なお願いで申し訳ありません。
でも、やはりお一人でも多くの方の目に留まったほうが
ご縁も多いと思います。
7匹のうち、数匹は戻っているようなので・・・・

いつもいろいろとありがとうございます。
| kukka | 2007/12/23 1:39 AM |
☆ヒロキオさん☆
目からウロコでした。
そうですよね、遺棄ですから罰金もしくは懲役ですよね。
早速、代理の方にお伝えしてみますね。
ここまで来て、野に放つとは酷すぎると思うのですが
ねこたちの今後を考えると、やみくもに責めることもできませんでした。
でも、法律にふれるのはお伝えすれば・・・・変わるかもしれません!
| kukka | 2007/12/23 1:41 AM |
切ない・・・
酷い話ではありますが、おばあさんを一方的に責めにくい背景があることも、想像できます。
自分が生きるか死ぬか・・・
高齢で、病気になると誰が面倒をみるのか・・・
という状況で7匹のニャンコ・・・

あ〜、でもおばあさんの行為を肯定するわけではないですよ。
人間の子だったら、同じことはしなかったでしょうね。
所詮は猫・・・という考え方がどこかにあったとは思います。
命を何十年も預かる、という認識に乏しかったのは間違いないと思います。
やむにやまれず、という場合もあるでしょうが、手を出さないのも勇気だと思います。
手を出したなら、最期までみてほしかったです。

7匹のニャンコが無事に保護されることをお祈りします。
| manenyan | 2007/12/23 10:54 AM |
☆manenyanさん☆
ほんとうに、切ない話です。
おばあさんも、人間の子ならこんな仕打ちはなさらなかったでしょう。
そして、もしも・・・もしも人間の子なら行政も世間も
手を差し伸べていたでしょう。
警察も動きますよね・・・・
猫に生まれたばっかりに・・・・・

>手を出さないのも勇気だと思います。

ほんとうにそうですよね。
7にゃんの安全を願ってやみません。
| kukka | 2007/12/23 7:22 PM |
7匹の全員が幸せになれたらと思いますが、うち、数匹は戻っているようなので・・その子達だけでも保護できればよいですね。私も69歳で5匹と暮らしています。おばあさんが命を何十年も預かる、という認識に乏しかったかもしれませんが、人間は若い方だって、福知山線の事故のようなこともありますし、私も今までは、無病息災で過ごしてきましたが
はたして、20年確実に健康で居られるかは不明です。田舎なので、スペースには余裕がありもっと多くの猫達を保護したいのですが、年齢のことを考えると自信がありません。年齢を考えて子猫でなく成猫を迎えていますが、人間には限界がありますから、”手を出さないのも勇気だと思います”という論理は、正しい面がありますが、どの時に適用したらよいのか、私には不明です。結果論だけで言うのは簡単ですが、”出来ることを精一杯努力してゆく”、と云う姿勢で多くの人が、献身的に餌を届けて奮闘していらっしゃいます、人間の餌を当てにするように習慣付けておいて毎日通うことが、不可能になる日が、いつ来るかも知れません、ホームレスの方が猫と一生懸命に共生してられるケースがあるよういですが、非常に不安定なので、猫達が途方にくれることもあるようですが、大きな基金でも用意した組織以外は、手を出すなの勇気を発揮する冷たい世がますます進むのでは?。現代は、人間でも猫でも恵まれない環境に生まれたら、省みられないし、マスコミに取り上げられたらわぁと群がる人が多いのではないでしょうか。それと、法律により罰せられることを振り回すのは、最小限度にした方が良いでしょう。逆を考えると、法律で守られていないのだという行政の言い分が正しいのだから、公園の利用等でも壁が出来てしまうのは、当然です。自分達だけが正しい判断が出来ると思い上がらないように、そのおばあさんが、手を差し伸べなかったら、もっと早く、一日も楽しい思い出もなく最期を迎えていたかもしれません。確かに落差を考えるとおばあさんと暮らさなかった方が良かったという考えが正しいかもしれませんが、猫本人か、猫の神様に聞かないと判らないことだと思います。
その7匹の猫達も神様にKUKKAさまに繋がる縁を授かっていたら、幸せを掴めることになるでしょう。おばあさんだって、苦しい中から7匹の餌代を工面して生活してきたはずです。自分のおかずの一品減らしてでもと、猫のために我慢した日が何日もあったでしょう。オロオロして拙い行動に出てしまったのは残念ですが、おばあさんだって、そんなことをしないで最期まで一緒に暮らしたかったし淋しいのは、コメントを寄せられた皆様より強いかもしれません。責めるのは、解決にはならないし厭な気分になります。
| yasu3 | 2008/01/14 8:45 AM |
☆yasu3さん☆
丁寧なコメントをありがとうございます。
お返事がとても遅れましてごめんなさい。

まず、一つ解っていただきたいのは
だれもおばあさんを責めているわけではないと思うのです。
みんな、自分自身に言い聞かせているのです。
「全部はむり」
ほんとうに、動物を助ける・・・助けるなんて言葉が適切か
どうかも判りませんが、何かしたい!と、思うものの
個人では限界があります。
経済的にも精神的にも肉体的にも・・・・・
それでも、わたしのブログに来てくださる方々は
なんとかしたいと思ってる方ばかりなのです。
時として、抱えきれなくなりそうな痛みを覚悟したり
限界を超えそうになったり・・・

だから、みなさんご自身に言い聞かせているのです。
わたしも含めて・・・・

おばあさんの猫、みんな何とかしてあげたかったと
思っているのです。
でも、お手伝いを申し出た方の職業的な事情や
色々なことがあって、手が出せない部分もあり
だからと言って「丸投げして良いよ」と言える余裕もない。
わたしも、心を痛めながらも見殺しにしているのです。

>その7匹の猫達も神様にKUKKAさまに繋がる縁を授かっていたら、幸せを掴めることになるでしょう。

それは違います。
わたしだって、猫と暮らすまでに・・・
いいえ。暮らしてからも手を差し伸べられなかった動物が
いるのです。
「猫は野生」だと思っていた頃、公園の子猫は一人で生きていけると思っていました。
ななが子猫のとき、子供が学校に目のつぶれた子猫がいて
獣医さんに連れて行って目薬をしてもらったから
つれて帰って来ていいかと聞いた時、だめと言ったんですよ。

いまなら、もう少しましな対応が出来たでしょうけれど
その時は、考えもつきませんでした。

みんな、何とかしたいと思って無力な自分自身を責めて
自分自身に言い聞かせているのだと思います。

yasu3さんに家族にされた猫たちは幸せです。
年齢に関係なく、だれにも見えない明日があるし
様々な限界がある中、弱者に皺寄せがいかないような
おばあさんと猫たちが苦しまない明るい解決方法が
見つけられる社会にするにはどうしたらいいのか・・・・
一生懸命考えてみたいと思います。

ありがとうございました。
| kukka | 2008/01/27 6:12 PM |
追記ですが・・・・
大切なことを言い忘れていました。

ご不快な気持ちにさせてしまったのは
わたしの責任だと思います。
ごめんなさい。

どうか、またぜひいらしてくださいね。
ご訪問ありがとうございました。
| kukka | 2008/01/28 12:28 AM |









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