ちろちゃんは、みやママさん家のねこさんだ。
みやさんのお母さん。
暗くなっても、なかなか帰らないみやさんを
お迎えに行くみやままさんに寄り添う、優しいねこさん。
腕白大将くん、気ままなみやさんを心配するみやママさんを
心配しているような、そんなねこさんだ。
私は、みやママさんの日記の‘お迎え’の件が大好きだ。
そんな訳で、会ったことのないちろちゃんの魅力にすっかり
はまってしまった。
そのちろちゃんが、ウィルスと闘う為に、一人で旅に出た。
動物は、傷や病気を治す時、一人静かに隠れるものなのだ。
私は、鰹節を供えたりなんかして(ちろちゃんの好物なの)
無事を祈った。神社へも出向いて困った時の神頼みなんてやってみた。
ちろちゃんは、みやママさんの元に帰ってきた。
嬉しかった!
でも、また行っちゃった。
きっかり一週間、みやママさんに付き添って。
みやママさんが「行ってくるね」と声を掛けて、少し出かけた間に。
まさかの天井裏から。そこから出たと判るように足跡残して。
天晴れじゃないか!首輪も外して貰っていた。
みやママさんも天晴れだ!
情けないのは、わたしだ・・・・。
現実が受け止められない。
その日から、心に穴がぽっかりだ。
ネットで、書き込みしても、なんかちょっと変だ。
昨日のブログも、上の空みたいだった。
優しいみやママさんに「落ち込まないで」と励まして頂いた。
・・・逆じゃん・・・
「立ち別れ いなばの山の峰に生ふる
まつとし 聞かば 今帰りこむ」
この歌を紙に書いて、玄関に貼っておくと
お出かけしても、猫はかえってくるそうな。
未練がましいわたしは、みやママさんのサイトを見ては
これをつぶやく・・・(わが家の玄関じゃだめでしょ?)
でも、これじゃ、ちろちゃんに超余計な心配させちゃうね。
ちろちゃんとみやママさんを見習って、頑張るよ。
みやママさん、お疲れ出ませんように。
ちろちゃん、自由に暮らしてね。
とか言いつつ、今日も鰹節買っちゃうんだな・・・(苦笑)
うちのにゃんずは、鰹節も煮干も大嫌いなので
「それ、食べ物?」って顔してる。お陰でイタズラされずに済むけれど。
ちろちゃん、見事なその猫生は、私たち人間も見習うべきところが
沢山ありました。
あなたにたくさんの事を教えられた気がします。
ありがとう。ちろちゃん。
みやママさん、凛々しい写真を使わせて下さって
ありがとうございます。
折りしも、九州地方は梅雨明け。
ちろちゃんが、梅雨払いしてくれたのかな・・・
虹を呼ぶ、やさしい猫。 それがちろちゃん。