2008.02.03 Sunday
フロム コスタリ〜カ
アートってなんでしょうね。
人の心の琴線にふれるようなもの・・・・ 見る者を感動させたり、考えさせたりするもの・・・・ 確かに考えさせられました。 コスタリカの公の芸術展で、鎖に繋いだ犬を餓死させる様子を アートだと言っている自称芸術家の50歳の男性がいるそうです。 彼の名前はギエルモ・ハバクック。 なんでも「ロットワイラーの番犬にかみ殺された強盗に捧ぐ」んだとか。 これをこの国の代表作品として、ホンデュラスで行われる中央アメリカビエンナルに出展させるそうです。 この男は狂っているとわたしは思います。 この国も狂っていると思います。 そして、これは決してアートではないと思います。 なぜなら、アートは命の尊さを語るものであっても 命を粗末にすることではないからです。 英語ですが、こちらにその事が書かれています。 これは、昨年の8月に展示されたもので もう1度、野犬を捕まえてボンデュラスでの展示会を行うわけなので また尊い命が犠牲になるということです。 その『Bienal Centroamericana Honduras 2008』という展示会に こんな非人道的な展示をさせないために署名を集めているサイトも あります。 わたしも署名しました。 今日は、ハッピーな話を書きたかったのに・・・・ コスタリカの狂気のせいで、辛い話になってしまいました。 スペイン語圏は、カトリックなはずなのに 命をあまりに軽く扱いすぎです。 もっとも、聖書では子羊を生贄にしちゃいますから 宗教は関係ないのかもしれませんが・・・・・ そして、この狂気は日本にもありました。 渋谷でネズミを捕まえて溺死させ、黄色く塗って「ピカチュー」 こちらもアート展で展示されたとか。 |